キャリアの悩み、立ち止まって考えませんか? 人生なんとなく不安なあなたへ
はじめに
順風満帆の方もいれば、「なんか納得いかないなぁ」「このままでいいのかな?」という思いを抱いている方もいることでしょう。
その時の仕事の内容や境遇だけでなく、10年・20年先のことや、大きな自分の生き方・働き方など。
なんだか微妙、思い描くものと違う……と思ったとき、あなたはどうしますか?
立ち止まってキャリアを考える重要性
しかし「なんか違う」というふんわりした違和感を抱いている場合。モヤモヤの正体がわからないゆえに、スッキリ解決させることもできない。
問題意識を持ちながら何もしないヤツは悪い!という意味ではありません。
どんなことが不安なのか?
そもそも自分は何を求めているのか?
と、このようなことを、日常の中でしっかり考えるための時間や機会を作ることです。
目先の仕事や雑事に追われているうちに「そろそろ先のこと、考えなきゃ……」「調べなきゃ……」と思ってはいるのに、できないまま過ぎていくという経験、ありませんか?
ビジネスだと確かにそうかもしれません。動きを止めている間に資金がショートし、後も先も無くなるかもしれません。
しかし個人の人生くらいは、ゆっくりしっかりと考えたいものです。
もちろん走りながら考えることが普通にできる人はそれでよいのですが、おそらく万人ができることではありません。
「止まる」のは意外と難しい
止まりたくても止まれない、止まったら支障が出る……。
先へ進まざるを得ないんです。
なんと皮肉な人生のメタファーだろうか……
たぶん違います
「考えるための時間を作る」のススメ
そう、ポーズ(一時停止)することです。
私たちの人生も、マリオワールドのように時間進行自体を止められるわけではないけれど、決して止まれないわけじゃないんです。
自分と周りに支障をきたさないような止まり方を考えてみればいいんです。
そんなの簡単にできないよ!と思われるかもしれません。確かに、物理的な要因で難しい方もいるとは思いますが、「特別な用事があるわけでもないのに、有休をとるのも気が引けるなあ……」というような気持ちの問題である場合。
その日は、仕事の連絡は受けないとか。
あらかじめ職場に宣言しておくのもいいですね
私のおすすめ方法は、現在モヤっていることについてノートに書き出すことです。
「なんか最近仕事がつまらないなぁ。転職しようかなぁ」と思っているとして
「最近」
⇒いつ頃から?以前は楽しかった?
⇒2カ月前、環境的な変化など何か思い当たる出来事はあった?
⇒どんな時につまらないと感じた?
⇒どうして転職したい?
スムーズにはいかないかもしれませんが、考える暇もないままに過ぎゆく日々に違和感があるならば、一度立ち止まり自分と向き合ってみる価値はきっとあるはずです。
さあ、止まろう
もしもあなたが、常にものすごい速さで敵が走ってくるようなハードな人生を歩んでいる場合、止まる怖さはあるかもしれません。
いったんポーズして、ポーズ解除した次の瞬間に、突っ込んできた敵にやられてしまうかもしれない。
だけど、止まらずに走り続けても、同じようにやられてしまうリスクはありますよね。
止まることで初めて見えてくる世界や戦略が、きっとあるはずです。
モヤったまま走り続けているあなたも、勇気を出して止まってみませんか。
子どもに将来の夢を聞くのって、難しくね?
幼いころから、ことあるごとに
「おおきくなったら何になりたいですか?」なんて聞かれるけど
小さい子どもに難しすぎるだろ、その質問!
それがわかんない大人もいっぱいいるわ!!
みたいな気分です。はい。
そもそも、何故それを子どもに聞きたいんだろうか……?
小さい子どもが知っている大人の姿、職業の種類は数えるほどしかない。
将来の夢は?何になりたい?なんて聞かれても、当然、自分が知っているものの中からしか答えられない。
「パパのお嫁さんになる~!」とか「ようちえんの先生になる~!」って聞いて
大人が「まあ!あんなに小さかったうちの子がこんなこと言って…」って思いたいだけの、いわばエゴなんじゃないだろうか?(※考えすぎ)
ところで今の20代後半(私の世代)が小学生だった頃……いわゆるゆとり世代から現在にかけては、
総合的な学習やキャリア教育を通して、地域社会がもつ課題を考えさせたり、調べ学習をして発表させたり、将来の夢を考えさせたり……という授業はそれ以前に比べて多くなった。
しかし未だに、世にあるリアルな働き方・生き方を教える機会は足りないように思う。
小・中・高の授業いずれにおいても。
幼稚園児くらいの年齢はさておき、小学校に上がったら、現実を生きていくために必要な物事を教える必要があるのではないだろうか。
・専門職、一般職、総合職の違い
・資格が必要な仕事(業務独占資格)となくてもいい仕事
・女性の社会進出の実情(女性管理職の割合)
・産後女性の職場復帰率
・男性の育児休暇取得率
などなど。
あとはこんなのも
義務教育で教えてほしかったこと
— 佐々木彩香@マンガでキャリア (@sskmobile) 2018年10月13日
・冠婚葬祭のマナー
・雇用保険の使いみち
・会社員と自営業の違い
・自営業の税金の納め方
・困ったときの相談機関
・心を病んだときの対処法
・進学、結婚、出産にかかるお金
道徳も大事ですが是非これらも学校の課程に入れてほしい。学校ってこの世で生きていくために必要なことを学ぶところじゃないのか。。。。 https://t.co/bzQCL2mlJT
— Cana @ memo & tweet (@HicanadaC) 2018年10月13日
こんなリプライをいただいたけど本当その通りだと思う。
もっとも、今の子どもたちが大人になる頃には、今存在しない職業に就くだろうし、諸制度、労働者を取り巻く現状は変わっているだろう。
ゆえに
「今世の中の大人はこんな風に生きているよ。課題点は何かな?」
「みんなが大人になるころはこう変わるかもね」
「こう変えていきたいね」
という視点まで含めて教えていくことが必要だ。
これらを教えたら、子どもは将来なりたいものを聞かれたとき。
どんな風に答えるかな?
「おーきくなったら何になりたいですか?」
「以前は仮面ライダーになりたいと思っていましたが
俳優、スーツアクター、いずれも厳しい道であることを考えて、関連する仕事の中から玩具の営業職に就きたいと思うようになりました。子どもが生まれた後は自身も育児休暇を取得し、奥さんと対等に家庭に参画していこうと思います」
・・・・・・
未来は明るいね!!
こわい・・・
キャリアコンサルタント・独学or通学の悩み解決!養成講座のメリット&疑問点まとめ
はじめに
国家資格キャリアコンサルタント。
受験資格を得るための条件は大きく分けて2つ。
①厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了すること
または
②キャリアコンサルティングに係る実務経験を3年以上有すること。
このいずれかを満たしている必要があるわけです。
②に該当し、これから受験を考えられる方は少なからず
「独学で合格できるかな?」「講習を受けた方がいいのかな?」という疑問をお持ちではないでしょうか。
今回は、そんな疑問をお持ちの皆様へのご参考記事です。
キャリア支援の実務経験とは?
やや余談です。
私の本業は高校生に対する進路支援業ですが、ここで言う「実務経験」には該当しないと判断したため、①の養成講習を受け受験に臨みました。
理由は、キャリアコンサルティングによる支援対象者が「労働者」である必要があるからです(求職者、学卒就職希望者を含む)。
学卒就職希望者(=高卒で就職する生徒)の指導を行うこともありますが、現在高卒就職を希望する高校生の割合は約18%。私自身が行うのは進学に関するアドバイスが多く、就職支援の機会は比較的少なめです。
そのため迷わず養成講習を受講しに行ったのですが、もしかしたら、申請時の書き方によっては「実務経験」として認められたかもしれません。(※実際に出してはいないのであくまでも憶測ですが……)
所定の職務経歴シートに職務内容を記し、所属する会社の上長から署名・押印をもらえば、受験申請時に必要な実務経験の証明書として使用できます。
以下の受験申請ページに記入見本が掲載されています。
私の場合、書くとしたら……
「学卒就職希望者(主に高校生)を対象に、個別面談や就職面接指導、セミナー講師を務める。」
うーん。なんか通りそうな気がするー
(※あくまでも憶測です)
養成講習、受ける?受けない?
同じような「実務経験なのか微妙だなぁ」のラインにいる方。
ますます、講習は受けに行くべきなの?と迷ってしまうことでしょう。
教育訓練給付金でいくらか戻ってくるとはいえ、それなりのお金がかかります。時間もかかります。
受講に向けての判断材料にしていただくべく、私自身が、講習(特に通学)を受けて良かった!と思うことと疑問点を記したいと思います。
※ちなみに…わたくしは以下の養成機関、受験団体を選択しました。
受験団体:JCDA(日本キャリア開発協会)
養成機関によって若干異なる点もあるかもしれませんがご了承ください!
よかったこと①:ロープレをはじめとした実践練習ができる
通学講座では、実際のキャリアカウンセリングを想定したロールプレイ、ディスカッションやグループワークに多くの時間が割かれます。
これが通学の醍醐味です!
仲間たちと学んだことについての意見交換が楽しいのは勿論、ロールプレイに先生からのフィードバックをすぐにもらえるのが魅力。つまり実技(面接)試験の対策になります。
独学の場合、この面接試験に向けての練習の場を確保するのが非常に難しいです。有料の講習に参加するか、人のツテを作り有志の勉強会の場を探していくか……。
私は講習終了後も、試験本番までの間に毎週のようにクラスメイトと集まり練習を行いました。
よかったこと②:キャリコンとしての基本姿勢を叩き込まれる
「キャリアコンサルティングは、何のために行われるのか?」
「我々が持つべき心構えは何か?」
講習期間中の最初から最後まで、常に考えさせられます。
徹底的に叩き込まれます。
キャリアコンサルティングの意義、倫理綱要、傾聴の姿勢、職務の範囲などなど……
簡単なようでいて、真の意味を理解をするのは難しい要素もあるんです。
常に意見をシェアし先生にも聞いてもらえる環境のため、自分の理解が誤っていたらすぐに「それは違いますね」と言ってもらえ、軌道修正できるのが利点。
基本姿勢の理解と習得。これは「やってよかった」とか「やったほうがいいのか」とかいう問題でなく、キャリアコンサルタントとして活動する方全員が通るべきプロセスだと私は思います。
よかったこと③:仲間ができる、仲良くなれる
講習に集まるのは、仕事も世代もバラバラ、しかし目標を同じとする人たち!
そんな方たちと仲間となり、意見・情報交換をするのはとっても有意義です。
何より、新鮮なんですよね!
世代や職業柄、男女によってキャリアの捉え方が違ったりもします
かつ、自身の生い立ちや趣味を語るワークが多く行われるため、必ず相手の人となりに触れることになります。
加えて、毎週顔を合わせ自分のことを語り合う……仲良くなるための条件(?)は万全です。
これは、単発の勉強会に行くだけではなかなか得られないものだと思います。
また、スクーリングから試験本番までは期間が空きますが、その間も励ましあったり勉強会を行うなどしてモチベーションを維持することができます。
疑問点:養成講習は学科試験対策ではない
デメリットとは言いませんが、おそらく多くの方が疑問に思っている点。
それは「養成講習は学科試験対策ではない」、つまり知識・理論を講義してくれる場ではないということです。
キャリア理論家について触れることもありますが、全試験範囲の5%くらい。まして学科試験での頻出箇所は?など一切教えてくれません。
テキストをドンと渡されて「自分でやってきてね。講習では実践やるよ~」という感じ。
実務経験枠で受けるにせよそうでないにせよ、結局学科試験対策は自学自習が何よりも大切なのです。
果たして受ける意味があるのか……?と思ってしまうのも無理はないでしょう。
まとめ:講習の内容・目的に共感できるか
通学での講習がどんなものか、イメージできたでしょうか?
受講するかどうか、の境目で悩んでいる方は「講習の内容・目的に共感できるか」…
つまり上記の①、②にメリットを感じられるか?
独学で同じ学びができるか?が一番の判断ポイントだと思います。
ちなみに私は断然、講習「受けてよかった」派です。
通学の時間があったからこそ、キャリアコンサルタントとしての姿勢や資格の意味を考えることができたと思います。
②の理由から、実務経験枠で受験が可能な方にも通学をおすすめしたい気持ちさえあります。
別に養成機関の回し者じゃないけどね
あとは、直接各スクールの説明会に足を運んでみるのもいいですね!
迷っている皆様が、よりよきご判断ができますように!
キャリコン資格を取りたい?役に立ちそう?養成機関のHPには良いことしか書いてないぞ。
結局、キャリコン資格は役に立つの?立たないの?【資格の特徴&活用に向けてのまとめ】
キャリコン資格をとりたい?役に立ちそう?養成機関のHPには良いことしか書いてないぞ。
はじめに
どれほどに役に立つんだろう?
資格の特徴、資格を取って活躍している人のこと……知るほど夢が広がりますよね!
伝えたいことは、
キャリアコンサルタントとして活動するのであれば
その活動の仕方と現状について、いい部分もそうでない部分も含めたリアルを知っておいた方がいいよ!!ということです。
デメリットを知らず理想ばかりふくらみ、いざ現場に出ようとした時に「思っていたのと違う!!」となっては、ショックを受けるのは自分自身だからです。
この資格以外の物事についても言えることです。
というわけで、気を付けて頂きたい事項を記していきます。
キャリコン資格の「リアル」を知ろう
なんだかすごそうな感じがするけれど
転職にものすごく有利か?
絶対にすばらしい職務経歴になるか?
結局、キャリコン資格は役に立つの?立たないの?【資格の特徴&活用に向けてのまとめ】
「売る側」が良いことしか書かないのは当たり前
載せません!!(食い気味)
自分が期待するものは何か?
それに対して現状は?
求めるものに見合っているのか?
など、総合的に考えねばなりません。
キャリアコンサルタントという肩書きで、 黙っていても仕事があるかというと無い。
稼げるかというとそんなこともない。
社会的評価が高いかというと、まだ知名度も低い……。
その上でなお、資格取得を目指したい人が目指せばよいのです。
「資格取ったけど全然役に立たない!取るだけ無駄!!」
などと、資格自体の地位を乏しめることを声高に言うのは……
理想と違って、悔しい気持ちはわかるけど!
資格の存在自体を攻撃しても、どうにもなりませんね
せっかくキャリア支援に興味をお持ちなのですから、まだまだ発展途上のこのキャリアコンサルタントという資格について批判するのではなく少なくとも私は、資格が"使える"、"使えない"、という議論とはまた別の位置にいたいと思います。
もしあなたが養成講習のHPを見て、胸いっぱいに夢が広がっているとしたら、ここで一度立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。
今後ともよろしくお願いいたします!
キャリアコンサルタント・独学or通学の悩み解決!養成講座のメリット&疑問点まとめ
結局、キャリコン資格は役に立つの?立たないの?【資格の特徴&活用に向けてのまとめ】
仕事の意味、目的ってなに?仕事選びの時に考えたいこと。
「あなたは、何のために仕事をしますか?」
「好きなことして生きていく」ブームの今日だけど、好きなことを仕事にするのが絶対幸せとも限らないし。それを求めない人もいるし。
— 佐々木彩香@マンガでキャリア (@sskmobile) 2018年10月6日
大事なのは自分自身が納得できる仕事選びの基準をもつことだよね~
自分の軸をもつために
それが結構難しいんだけどね!
難しいけどやっていきましょう
キャリアコンサルタント試験に向けて…勉強時間、どのくらい必要?どうやって時間つくる?
はじめに
その時間をどうやって確保していくか?を考えたいと思います。
ずばり、必要な学習時間は?
学科試験の合格までに必要な学習時間は200時間程度と言われています。
純粋に割ってみる
結構しんどくね……?
その感想は普通だと思います、おそらく
そんな状況の方が多くいらっしゃることと思います。
しかし諦めてはいけません。なんとなく過ごしてしまうのも良くありません。
というわけで、日々意識して、しっかり自分にできる形で時間を確保するよう工夫していかねばなりません。
時間を確保するには?
スキマ時間を活用することと、そのためにスキマ時間にいつでも勉強できるような教材・ツールを片時も手放さず持ち歩くことです。
これならなんだか、できそうな気がしませんか?
いやでも、パソコンの前で食事するなんて有り得ない~~!って思う人もいるだろうな……
単身者だからこそできること……。
やるかやらないかはあなた次第……
「ながら勉強」ってどうなのか
そしてもうひとつ。常に腰を据えての勉強が物理的に無理だから!!!
この積み重ねが差につながるのです!!!
取って食うって何……
具体的な勉強法は?
キャリアコンサルタント学科試験対策!合格者が教えるおすすめ勉強方法3つ
キャリアコンサルタント学科試験、勉強方法は選ぼう!やらなくてよかった勉強2つ
しかし、個人によって好みや合う・合わないがもちろんあります。
いろいろと試してみて、自分に合った勉強方法を見つけるのが一番大切です。
試行錯誤しながら、頑張っていきましょう!
キャリアコンサルタント合格発表日。不合格だったあなたへ
大人になっての不合格はしんどい
試験に落ちるということは、もういい歳をした大人なのに「不合格!=能力的に不十分!」と言われるのと同義なんです。つらくないですか……
学科試験について… 難度の高低
折れ線グラフの、第4回・第9回の谷底具合よ……
国家試験がこんな不安定でいいのか?ニッチな出題ばかりで、本当に問いたい知識・資質は何なのか?と、つい思ってしまいます。
実技の不合格は成長の機会である
ちょっと点数は恥ずかしくて出せません
キャリアコンサルタント実技:面接に一度落ちたとき、本当に絶望した