よりよく生きたい

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キャリアコンサルタント合格発表日。不合格だったあなたへ

不合格を悲しむ

本日は、国家資格キャリアコンサルタント 第9回試験の合格発表日でした。
 
合格された皆様!おめでとうございます!!
 
そして惜しくも不合格だった皆様へ……
 
今日はその「不合格」へ寄せてお伝えしたいことを記します。

  

大人になっての不合格はしんどい

試験に不合格になるという事実は、歳を取れば取るほどしんどいものです。

我々人間というものは、歳を取るほど新しい事実を受け入れられなくなるものです。
そして、学生のころに比べ、大人になると他者からダメ出しをされたり試験で選抜されたりする機会は圧倒的に少なくなります。
 
たとえば仕事に対する評価は、本人の頑張りや姿勢も加味されるなどふんわりとした部分があるのに対し、資格試験の結果として受け取るのは「合格」か「不合格」かのどちらかなわけで。目を背けられないものです。

試験に落ちるということは、もういい歳をした大人なのに「不合格!=能力的に不十分!」と言われるのと同義なんです。つらくないですか……
 
しかしそのしんどさ・厳しさと向き合って、次に向けて動き出す必要があります。
 

学科試験について… 難度の高低

キャリアコンサルタントが国家資格化してから、学科試験の難易度、それに伴う合格率の変動は凄まじいものがあります。

第1回から今回までの合格率の推移については、オプティキャリア・のんさんが詳しくまとめてくださっています。
 
今回の第9回試験は、学科試験の合格率がおよそ20%だった伝説の(?)第4回試験に次ぐ難度でした。 

折れ線グラフの、第4回・第9回の谷底具合よ……

 
国家試験開始直後は出題レベルが定まらず、合格率が上下するというのは他の資格でもまれにあることだとか……。
しかしたまたま難しい回に当たってしまった受験生にとっては、たまったもんじゃありません。
ツイてないし、なんだか不平等だし……
国家試験がこんな不安定でいいのか?ニッチな出題ばかりで、本当に問いたい知識・資質は何なのか?と、つい思ってしまいます。
 
しかし試験内容を糾弾したところで、今日明日で何かが変わるわけではありません。
 
こんないい加減な資格、もう知らん!」と、愛想を尽かして受験をやめるのは自由です。資格取得を引き続き目指すのであれば、理不尽な気持ちを一旦置いておいて、リベンジに向けて動き出したいところです。
 

実技の不合格は成長の機会である

 一方で学科試験と比べ、実技試験の合格率は6〜7割程度で安定しています。
 
しかし、実技試験で所用点が足りず落ちてしまった方。
こちらは学科と違って自己採点もできないため、「自信があったのに、合格発表日に結果を見たら不合格!」で落胆した方もいらっしゃることでしょう。
 
かく言う私もそうでした。
第7回試験で学科は合格したものの、実技は不合格。第8回試験でリベンジしました。
第7回の合格発表日はさぞ落ち込みました。しかもここだけの話、その後戻ってきた得点通知のハガキを確認したところ「惜しい」なんてものではないくらい合格点に足りませんでした。

ちょっと点数は恥ずかしくて出せません

真面目にスクーリングに通ったし、対策もしたし、「合格率7割」の試験に落ちるわけがないとナメていたのだと思います。
 
しかしこの不合格という経験が、自分には何が足りなかったのかをじっくりと考える大きなきっかけになりました。
試験に落ち悩んだ数か月間を通して、(大層な言い方ですが)人間的に一回り成長できたと思います。
今思えば、不合格にしてくれて、正体不明の自信と慢心をへし折ってくれてありがとう!!って感じです。
 
つまり何が言いたいかというと、不合格を食らって落ち込んでいるその時間も経験も、決して無駄ではないということです。
 
このキャリアコンサルタントという資格試験は、キャリアコンサルティングのスキルどうこう以前に、人との対話における大切なことを教えてくれました。
つらい不合格と対峙し、自分と向き合い、振り返った先には必ずまだ見ぬ成長があるはずです。 
 
なので、不合格だった方みなさま!
すべては成長につながる経験です!
 
2~3日はボーッとして、
その後はぜひ次回に向けて頑張りましょう!!
 
 
 
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