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キャリアコンサルタント実技:面接対策!ロープレは回数より振り返りが大事!どう振り返る?

回数よりも振り返りを勧める

実技試験の面接対策。

とにかくロールプレイング(=ロープレ)をしよう!と躍起になっている方も多いことと思います。
 
私もそうでした。
養成講習の仲間たちと、毎週時間を作って会議室を借りて、ひたすらロープレをしてはお互いにフィードバック。
 
しかし今になって思うことは……
ロープレは、回数よりも振り返りが大切だということです。

今回はその「振り返り」の重要性について記します。
 

ロープレは、やっただけで満足しがち

皆で集まって行う練習会には、たくさんのメリットがあります。
アドバイスをもらったり、他者の上手な応答を見て参考にしたり。
ぜひ行うべきだと思う反面、デメリットは、「やっただけで満足しがち」になることだと思います。
 
私自身、皆が集まる場に足を運ぶだけで満足してしまっている感がありました。
というのも、私たちが自主的に行っていた勉強会は毎週日曜日朝9時集合。
 
すごくないですか。
皆さん、毎週月曜日から金曜日まで(あるいは土曜も)お仕事をしているんですよ。小さいお子さんがいる方もいる。
休みたいはずの日曜日の朝から、勉強のために集まってくるなんて!!
 
正直、私は朝が得意ではないし、何もないならいつまでも寝ていたい派なのですが
みんな頑張ってる……私もこの意識の高い場に参加せねば……」という一心で、必死に早起きして参加
していました。

日曜日の自主勉強会

もうこの時点で「満足」状態ですよ。(※来ただけである)
 
で、ロープレって、一人で黙々とする勉強と違って、皆で話し合って意見をまとめたりしていると、なんだか生産性もあってすごく勉強になったような気がするんですよね。
人の意見に「なるほど~」と思って、「今日もいい話し合いできたなぁ」みたいな。
 
でもそれだけでは、自分に何が足りないのか見えてきにくい場合もあります。
特に、指導してくれる方(有資格のオブザーバー)がいない状態で練習を行う場合。残念ながら、みんなで出し合った意見や案が正しいとも限りません。
 
勉強会は満足感は残るものですが、今一度胸に手を当てて、「今日のロープレは自分の学びになったかしら?」と考えてみましょう。
 

振り返りに時間を割こう

そこでおすすめしたいのが、ずばり「振り返り」です。
養成講習の受講時に「振り返りの方が大切」と先生にもよく言われてきたのに、私は最初のうちそれをないがしろにしていました。勉強会に参加しただけで満足してしまっていたからです。
そして、何となくできるような気になっていたからです。本当に反省しています……
 
では、具体的にどんな方法を取るか。
一番やるべきだと思うのは、終わった直後の口頭での振り返りでなく、少し時間をあけて自分のロープレの録音音源を聞いてみることです。
逐語録に起こさなくとも、聞くだけでもたくさんの気付きが得られます。
通勤電車の中で聞いても良いと思います。
 
そのためには毎回、お相手の許可を取った上でロープレを録音しておく必要があります。
ICレコーダーがなくとも、スマートフォンのボイスレコーダー機能で十分です。
 
「自分のロープレを聞く」ことのメリットはふたつ。
1つは、どんなやりとりをすべきだったか、じっくり考えなおすことができること。2つ目は、自分の変なクセを発見できることです。
 

①じっくり考えなおす

音源を聞き返して、「あ、ここの返しはイマイチだったかな?」と思ったらその都度一時停止します。そして、「今の自分ならどう返すか」を考えてみます。どのように言うか、具体的な言葉まで考えます。
ロープレを終えた後に、記憶をたぐり寄せてここが良かった、悪かった~と振り返るだけでは気が付かなかったことも見えてきます。
 

②変なクセを発見できる

誰しも、無意識のうちに口に出ている「口癖」があるのではないでしょうか。
普段の会話で口癖は無くとも、ロープレでは緊張感や考えすぎなどが原因で、やりとりに妙なクセが出てしまうことがあります。
 
私は、自分が行ったロープレの音源を聞いて最初に気が付いたことが「あ~そうなんですね……」「そうでしたか」と、かなりの回数言っているということでした。
驚くことに録音を聞くまでは気が付きませんでした。
何を聞いても「そうなんですね~」って。
我ながら絶対コイツ話聞いてないだろ・・・って感じです。
自分の言葉を客観的に聞いてみるということの大切さを感じました。
 
それからは、「今度から、むやみにそうなんですねって言わないようにしよう……」と心に決めたのでした。

 
 と、ここまで偉そうに書きましたが、私が「ロープレは回数を重ねるよりも振り返りが大事だった!」と気が付いて実践し始めたのは、一度面接試験に落ちた後からのことでした。
 
「自分が話している声を聞く」ということ自体に気乗りしない方もいるでしょう。
そして、素直に謙虚に、自分にとって足りないものは何なのかと向き合うこと自体もなかなかしんどいものです。
しかし、そのしんどさを乗り越えてこその成長です!
 
 
最近ロープレたくさんしているけど、身になっているのかな?という方も
もう十分練習してるよ(でも振り返りはしてないかなぁ)という方も!
 
是非、ご自身のロープレを録音して聞いてみてくださいね!
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