え、そんなのアリ?な超簡単・逐語録作成テクニック【キャリアコンサルタント試験対策】
はじめに
養成講習の中で最低1回は逐語録を作成する機会がありますので、キャリアコンサルタントの学習において避けては通れない道のひとつです。
逐語録作成は超大変!
10分間の逐語を起こそうとすると、かなりの時間と労力がかかります。
キャリアコンサルティングのロープレは、会議記録のようなものと違って「あ~」とか「ええ」などの相づちや間合い、沈黙何秒間、ということも逐一記録していく必要がある、というのもまた時間がかかる要因です。
キーボード入力の習慣がない!得意じゃない!という方にとってはなお大変な作業だと思います。
手法大公開
具体的なやり方
これです。
うまく文字化させるコツ
メリット
デメリット
最後に:少しでもキャリコン勉強が楽になれば
しかしながら、他の勉強に手が回らなくなるほどとっても大変……!と思っている方への、ちょっとしたヒントになればと思います。
結局、キャリコン資格は役に立つの?立たないの?【資格の特徴&活用に向けてのまとめ】
資格取得を検討している全ての方へ。
おすすめしない理由
先駆者がまだ多くないからね
数年後、活躍できる場がもっと増えたら状況は変わるでしょうが…
こんな方にはおすすめ
「勉強する前よりもいい面談ができたなぁ!」なんて思うことも増えます。本当に。
実際、私が通っていた養成講習でも、全く別業種からの転職や独立を考えている方よりも「現在の仕事に活かしたい」という方のほうが多かったように思います。
私の場合
純粋な知識と技術として、身に着けたいなと思ったのです
キャリアコンサルタント実技:面接に一度落ちたとき、本当に絶望した
まとめ
キャリアコンサルタント実技:面接試験本番でメモは取ってもいいのか問題
※この記事はJCDA(日本キャリア開発協会)での国家試験を控えている方向けの内容です。
キャリアコンサルティング協議会での受験、および技能検定の面接試験はメモ用紙自体が渡されません。
面接本番!メモ取る?取らない?
面接試験に関する疑問。
何が正しいのか、採点基準に含まれるのか……数多くある疑問のうちの一つ。
試験終了時には返却してしまうため、持ち帰ることはできません。
合格した2回目の受験ではメモを取ったのです。
なぜ勧められなかった「メモ」を取ったか
たしかに、書くことに夢中になっちゃいけないもんな!メモ取らずに聞く練習をしよう!
初回受験の際は、先生のご指導を受けそう心に決めていました。キャリアコンサルタント実技:面接に一度落ちたとき、本当に絶望した
書き取らなくても相手の話や感情を掴めるなら、勿論書かない方が良いです。
それまでいかに話を聞けていなかったかがわかりますね
( ノД`゜)゜。
注意したいこと
練習の段階で、メモあり・メモなしの両方をやってみて、考えてみるのも良いと思います。
キャリアコンサルタント実技:面接対策!ロープレは回数より振り返りが大事!どう振り返る?
実技試験の面接対策。
ロープレは、回数よりも振り返りが大切だということです。
今回はその「振り返り」の重要性について記します。
ロープレは、やっただけで満足しがち
皆さん、毎週月曜日から金曜日まで(あるいは土曜も)お仕事をしているんですよ。小さいお子さんがいる方もいる。
休みたいはずの日曜日の朝から、勉強のために集まってくるなんて!!
「みんな頑張ってる……私もこの意識の高い場に参加せねば……」という一心で、必死に早起きして参加していました。
振り返りに時間を割こう
そして、何となくできるような気になっていたからです。本当に反省しています……
①じっくり考えなおす
②変なクセを発見できる
我ながら絶対コイツ話聞いてないだろ・・・って感じです。
キャリアコンサルタント実技:本番前に再確認!面接試験で忘れちゃいけないこと3つ
面接試験を控えた皆様へ。
ロールプレイは本当に難しいものですよね。
絶対的な正解がない中での練習。
たくさん練習を重ねて、たくさん反省点が出て、あれもこれもと頭に入れておきたい……と思っていると
いつしか大切な基本姿勢を忘れてしまったりもします。
そこで今回は、JCDAで受験したわたくしが思う
試験間近の時期にこそ確認しておきたいポイント3つを、シンプルにまとめました。
①とにかくクライエントに寄り添う気持ち
これが90%を占めます。
もう②と③は読まなくていいです
じゃあ何故書いた
ひとつひとつのカウンセリングを「一生懸命やろう」という気持ち自体はみな同じです。
しかし悪気はなくとも、いろいろなことを考えすぎてしまうと、最も大切である傾聴、つまりクライエントに寄り添う姿勢と気持ちがないがしろになってしまいます。
合否や残り時間を気にしながらのやり取りになってしまいがちです。
口頭試問のことが気になってしまい、主訴の把握やその先の展開について「どう答えようかなぁ」と思う気持ちもわかります。
しかし、それではだめなんです。
目の前のクライエントのこと以外に意識が向いている時点で、それは傾聴とは言えないのではないでしょうか。
過度に心配しなくてもよいのです。
真剣に取り組んでいるつもりだったのに、一番大切な心構えがなっていなかったということに気がつき大層反省しました。
②理論に引っ張られすぎない
え〜っと、クライエントとの椅子の角度……
『伝え返し』……『対決』……頷きや沈黙だけでもクライエントの内省が進むこともある……
テキストで読んだことを頭にグルグルさせて
※本当にこう言われた
それを見抜く先生ってすごいなぁ
③熱い思いを語る
そうなったらもう仕方ありません。
しかし「どのように資格を生かしていきたいか」という問いに対する答えだけは、事前に100%の準備ができます。
が、あくまでも個人の意見ですが、どんなに緊張しようが面接が予想外の展開をしようが、「絶対この資格を取りたいんだ!!」という思いくらいは変わらず言えた方がいいと思います。
だってみんな、なりたいんでしょ?キャリコン
特にJCDAでは、「キャリアコンサルタントはクライエントの自己概念の成長を促す存在」という考え方が重要視されていますよね。
クライエントのために!というのが大大大前提なので、キャリアコンサルタント自身の熱意、その職務に対する思いは重要である気がします。たぶん。
まとめ
「クライエントに寄り添い、熱意をもって臨むこと」
道を外れそうになった時は……「今このやりとり、何のためにしてるんだっけ?」と思い返してみるのもおすすめですよ。
試験に受かるため?きれいな返事をするため?
いいえ。
よりよいキャリアを歩むためのお手伝いをすることですよね。
いつだって忘れちゃいけないことさ
受験を控えている皆様のご健闘をお祈りしています!
キャリアコンサルタント実技:面接対策!ロープレは回数より振り返りが大事!どう振り返る?
キャリアコンサルタント実技:面接試験本番でメモは取ってもいいのか問題
死ぬほど東京大学に行きたかった私が、大学で勉強しないミス東大候補を見て思ったこと
この記事は、こんな受験生と、元受験生の大人のみなさまに読んでほしい記事です。
・東京大学を目指しているor目指していた
・第一志望に落ちて悔しい
・学歴コンプレックスがしんどい
・昔から勉強しなさいと言われて育った
・第一志望に受かったのにいまひとつ楽しくない
何のために勉強するの?大学受験するの?と、今一度考えてみてください。
大学の勉強してませんと言う東大生
「勉強しなさい」なんて、聞かなくていい
東大を利用する
今はまったく学校の勉強はしてません
堂々とそう述べる東大生がいる。
今年のミス東大ファイナリスト、「いとまり」こと伊藤真莉ちゃんだ。
東京大学に行きたかった
高校生の頃、私の第一志望校は東京大学だった。
もともと成績は良くなかった。
ごく普通の公立の小学校・中学校に通い、中学2年生頃からはベタに教科書レベルの問題がわからなくなり、努力もせず、赤点ばかり取っていた時期もあった。
好きとか嫌いとかではない。ただ、勉強というものに関心がなかった。
しかし中学3年生になったとき。
行きたい高校に行って将来好きな仕事につくには、勉強しないといけないんだ…!
というごく当たり前のことに気がつき、真面目に勉強し始めた。
実家は農業を営んでいる。村の子どもたちは自分で目標を立てない限り、将来は家の跡継ぎと決まっているのだ。
高校受験も直前の時期。
みるみる成績が上がり、奇跡的に北海道内の(5番手くらいの)進学校に入学することができた。
実家を離れて一人暮らしを始めた。
こんな高校さ入って、ついていけないに決まってる……!落ちこぼれたら田舎のパパとママが泣くべや……!
限りなく下に近い中だった私は危機感を抱いた。
「絶対に落ちこぼれる」という謎の確信(?)があり、毎日ビビりながら必死に勉強をした。
そんな確信をよそに、いざ定期試験を受けると校内での成績は上々。
先生方から「この成績なら東大も目指せるぞ!」とおだてられた。
えぇ!?嘘でしょ?
と思いつつ、先生がそう言うなら嘘じゃないんだと思った。
私のような凡人でも東京大学を目指してもいいんだと知り、勉強に強いやりがいを感じた。
わかんねー、つまんねーと思っていたことも真面目にやれば分かるようになり、視野が広がるのも面白かった。
本気で勉強したら人生変わるかもしれないんだなぁ、と思った。
そこでふと周りを見ると、同級生たちは「勉強したくね~」「テストだるい」と口々に言って過ごしていた。
ロッカーがなかった我が母校では、教科書を置いて帰ることは厳禁(=持ち帰り家で勉強するのが当然)とされていたが、猛者たちは教壇の下に教科書を隠し、カラの鞄を提げて登下校していた。
入学前は、私などは到底ついていけない、物凄い夢や野望を持った人たちがいるんだろうと思っていた。
しかしそうではなかった。
いやいやいや。このでっかい北海道で、「頭がいい」人たちがここに集まってきているんじゃないのか。
なんか、もったいないなぁ……
もっと楽しく勉強できたらいいのに。
そうして教育学に関心を持った。
それからも試験でよい成績を取るたびに、担任だけでなく学年団や部活動の顧問の先生も「すごいな!」と声を掛けてくれるようになった。
いつしか「落ちこぼれる」不安は大きな自信に変わり、本気で東大を目指そうと思うようになっていた。
将来は教育を学びたい。東京大学の文科三類に、教育学部に行く。
トップの大学に行って、たくさん勉強して、進学校の高校生でさえ「なんで勉強するのかわからない」なんて言っている世の中を変えるんだ。
そして、みんなが前向きに、生き生きと過ごす世の中にするんだ。
本気でそう思っていた。
高校2年生になり、東大の赤本をお守りのように毎日持ち歩いた。
高校3年間、全くと言っていいほど寄り道をしたことがない。毎週日曜日も欠かさず朝8時には学校へ行き、夜まで自習室で勉強する日々を過ごした。
どうしてそこまで打ち込めたのかという程に受験勉強に全力を注いでいた。
それでも東京大学に行けなかった
そうして全力を掛けて臨んだ受験だったが、結果は不合格だった。
合格発表の当日。
不合格の失意に沈んでいた私の目に飛び込んできたのは、東大の合格発表の様子を報じるワイドショーだった。
その時テレビに映ってインタビューを受けていた合格者、もとい東京大学新入生の声。
「うお~~~~~!!受かった!やっと解放される!もう勉強なんかしねえ~~!!」。
・・・・・・?
大学に入って、勉強するスタートラインにこれから立つんじゃないのか。
もう、悔しくて悔しくてしょうがなかった。
どうしても東京大学で勉強したかった人がたくさんいる。
なのにその一席を勝ち取った人が、もう勉強しないだって?
だったら、その一席を私にくれよ
その時本気でそう思った。あれから10年近くが経ち、私ももういい歳をした大人なのだが、このたび伊藤真莉ちゃんのことを知って最初に思い出したのはこの時の感情だった。
でも私は彼らに勝てなかった。
皆が欲しいその学歴。受けたい講義。
入学選抜に打ち勝った彼らが手に入れるのであって、敗北した私たちにあれこれ言う権利はない。
私たちがどうしても受けたかった講義の一席を、アルバイトに行くからという理由で空けていたとしても、それを非難する権利は1ミリもないのだ。
後悔しているか
当時は本当に悔しくて情けなくて、毎日泣きながら過ごした。目指したところに届かなかったから。
しかし浪人しなかったことを後悔しているか、今でも学歴がコンプレックスかと言うとそんなことはない。
それは自分に目標があって、結果として第二志望の大学でもやりたい勉強を好きなようにやれたからだと思う。
ふとした瞬間に当時の悔しさを思い出すことこそあれ、私の大学生活は充実していた。自信をもってそう言える。
いとまりちゃんの理屈
ここで、話題の東大生・いとまりちゃんのお話を見てみよう。
話題の記事
これを読んで、(ご本人も触れているが)「東大生なのに学問を大切にしてない!」と批判する人がいる。
気に入らないとか間違ってるとか、思うのは自由だ。
しかし繰り返すが、努力してその地位を勝ち取った人に対して第三者がどうこう権利は無いのではないか。少なくとも私にはない。
悔しいと思ってしまう気持ちはわかるが、個人的に悔しい思いをしていることと、彼女の行動が合っているか間違っているかは別の問題だ。
彼女は「勉強しなくていい」とは言っていない。
要点は「本人のやりたいことや才能の芽を潰してまで、机に向かってお勉強をさせてどれほど意味があるのか」ということ。
世の中には、生まれたその瞬間から「勉強しなさい」「あなたは東京大学に行くのよ」と言い聞かされて育つ人たちがごまんといる。
他のやりたいことも遊びに行くのもダメと言われ続け、ひたすら「受験勉強」をする。もう大学に行っても何をしたいのかわからない、と感じてしまう人がいるのもごく当然のように思える。
あの日私がテレビで見た、もう勉強なんかしねぇと叫んでいた東大生。彼もきっとそうなのだろう。
みんなが羨む合格を勝ち取って、彼は幸せだっただろうか?
そんな意味で、いとまりちゃんの指摘は一理あるのだ。
一方的な「勉強しなさい」は、子どものことを考えているようで考えてないんだって。
私の思う大事なこと
考えてみてほしい。
志望校に行けなくて、いつまでも学歴コンプレックスが消えないあなたも。
第一志望に受かったのに、いまひとつ楽しくないあなたも。
その学歴は何のために欲しかった?
自分が本当にやりたいことはなんだった?
大学名とか肩書きとか、表面ばかりにこだわっているときっとどこかで辛くなる。
何を求めて何をしたいのか。そのために今何をするのか。自分が生きていくうえでの「軸」は、自分が納得できるものに決めたほうがいい。
その軸は、必ずしもいとまりちゃんが言うような「やりたいことをやる」「得意なことを伸ばす」でなくても良いと思う。
こんな環境で働きたいとか。自分の時間を大事にしたいとか。
軸があれば、学歴や就職先や肩書きが当初目指したものと多少変わったって、突然心が折れるようなことはない。
これは何のためにやってるんだろう、私は何がしたいんだろうって思って虚しくなることもない。きっと。
大事なのはそういうことだ。
最近の若者は夢がない…………と思いきや意外とあるんだな
目標がない。
理想がない。
就職活動の時に苦労をする。
高校生の進路相談屋さんの実感
あぁ?ユメ?しらねーよそんなもん(みたいな)
ありがち思春期ですね
しかし意外にも、
「やりたいことがありすぎて決められない」もまた、よく耳にする悩みなのだ。
「第一希望:専門学校・エンターテイメント(音楽)/第二希望:公務員」とか、
「第一希望:大学・動物看護/第二希望:専門学校・調理師」とか
しかし本人に会って話を聞いてみると、その正体はごく純粋な「全部やりたい」なのだ。
ただし一筋縄の助言で済まないようなケースが多々あるのだ。
何が問題なのか
このような話を聞くと、多くの大人が「高校生にもなってそんなこと言って…」とか、「こっちの方が収入安定するよ」などと言う。あるいは、「どっちがいいか、働き方とか待遇を調べてもう一回考えておいで」と言う。
ともすれば「何を捨てて何を取るか」という話になりがちである。
本当にやりたいこと、自分がどうしたいのかを振り返ることだ。出産と昇進のたとえは別として、中高生の場合、思考が幼くて単純に「あれもこれも好き~!」となっているケースもある。
再度考えてもらった結果、「やっぱり職業にはしなくていいな」と思い直すこともある。
考えてもやはり捨てきれない目標が複数ある場合、ではそれをすべて叶えてしまう手はあるか?という問いになる。
しかし問題は、具体的なアドバイスが非常に難しいということだ。
(ほんとにこういう相談してきた子がいたんですわ)
どこかに爬虫類とDTM好きの公務員いないかなぁ……
どこにいけば出会えるのかも、わかりませんね……
繰り返すが、目指す職業がひとつである場合「なるには」のルートは検索すれば一瞬で出てくる。
たくさんの大人に出会えるといい
しかし、人間は否定され続けると自信を失うようにできている。誰もが周囲に耳を貸さず突っ走れるわけではない。
失敗も成功も、いろいろな体験談を話してくれる。学校では教えてくれない働き方や、夢に向かうためのヒントを教えてくれる。
もしくは学校を地域社会の拠点として、保護者や地域住民、民間企業の人間など、さまざまな大人が出入りするようになるといい。
周りの大人が!諦めさせたんじゃ!!ないのかァ!!
具体的なアドバイスはなかなか難しいかもしれない、でも……
本人の意志を尊重できる大人でありたいですね
やっと生き方と働き方が自由に選べる時代になった。
ほしい情報だっていつだって手に入る、会いたい人に連絡とって会いに行ける時代になったんだ。