よりよく生きたい

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キャリアコンサルタント学科試験、勉強方法は選ぼう!やらなくてよかった勉強2つ

はじめに

まず非常に重要なことを申し上げます。

この記事は、「キャリアコンサルタント学科試験の直前の対策において、やらなくてもよかったこと」を記したものです。

で、ついつい「やらなくてよかった勉強」なんてタイトルをつけてしまいましたが

誤解しないでいただきたく思いますのが、大大大前提は

全く無意味な勉強なんて、この世に存在しない」ということです。

どんな学びにも意味があります。
方法論よりも何よりも、学習量というものが一番大切です。

十分時間があるのであれば、効率の良さ/悪さはさておき、ありとあらゆる勉強をしたほうが絶対に良いのです。

 
しかしここで、本業・残業三昧エリートサラリーマンの立場から申します。
毎日の時間には限りがあるのです。
 
できることなら、ありとあらゆる勉強をしたい!!
でも、できない!!!(物理的に)
 

じゃあ優先順位をつけるしかないじゃろがい!!!!(半ギレ)

なんでキレてるんだろうこの人 


そんな思いのもと、同じような境遇の皆様の役に立てばと思いまとめたのが、本記事です。

決して「意味がない学習」という意味合いではなく、時間がないなら、学科試験対策としての優先順位の高いものから取り組もうよという参考記事だと思っていただければ幸いです。
  
↓やったほうがいい、おすすめ勉強法はこちら


 

①養成講習のテキスト文面を丸暗記&写経する

これはマジで意味がありません。

何故なら過去問も解かずに一律に内容だけさらっても、最低限覚えるべきポイント・頻出ポイントがどこなのがさっぱりわからないからです。

養成機関によってテキストの仕様は異なると思いますが、テキストに書いてあっても試験には出なかったり、逆にテキストに書いていないのに試験に出される事項があったりします。
これが、このキャリアコンサルタント試験が「対策しにくい」試験であると言われる一番の所以です。

重要項目をおさえるには、過去問解説を読むのが一番です。

私は、受講を決めて養成講習(スクーリング)が始まる直前にテキストと資料集一式が届いた時、

よぉ~し!誰よりも一生懸命勉強するぞ☆彡

そう思い立ち、テキスト内容を読み込み独自にノートに書き起こしました。
(※ちょうどお盆の時期で暇だった)

実際のノートがこちら
 

テキスト内容を書き起こしたノート1

 

 後になって振り返ると、このような写経をしても試験対策には役立ちません。

一見、情報量は多いように見えるけれど、無意味で冗長な部分がほとんど。
スクーリングも終えない状態で自己流で書き出しているため、本当に覚えるべき項目がこの中には入っていません。
 

テキスト内容を書き起こしたノート2

 書き起こしただけで、覚えていないのになんとなくやったような気になってしまうのも良くない。

 

ノートの落書き


・・・・・・

 

お絵かきしてないで勉強して・・・・・・?

☆~(ゝω・)

 
実際に何が頻出項目か。過去問題を解きながら丁寧に解説を読み、コツコツ把握していくしかないというのが現状です。
しばらくやっていくうちに自ずと傾向をつかめますが、すぐにとはいきません。多少時間がかかります。

これが一番のやり方だと信じ、めげずにコツコツ過去問を解きましょう。
  

②関連書籍に飛びすぎる

試験問題の出典になっているなど、受験に臨むにあたり参照しておいた方がよい書籍はたくさんあります。
他の有資格者の方のブログでも数多く紹介されています。

確かに、時間の許す限り参考書籍は読んだ方がよいのです。勉強になることがたくさんあります。
しかし、残業会社員の我々には時間がない。

考えてみてください。
それは本当に学科試験前に読むべき本か?

たとえば、受験生のバイブルと言われている、木村周先生の「キャリアコンサルティング 理論と実際」。
 
わたくしも、読んだ方がいいぞという口コミを多数拝見し学科試験前に書籍を購入しました。
人によっては、「学科試験本番までに木村先生の本を最低2周は読め」とおっしゃいます。しかし、残業マンが実際に読んでみての感想は、試験までの限られた残り日数の中で2周は到底読めないということです。
 
まず、とにかく分厚い。分量が多い。
そして、ライトでサクサク読める文章かというと決してそうではないのです。個人的な感覚ですが、日ごろたくさん読書をするという方以外にとっては読み切るのに覚悟が要ります。
 
私の場合……
試験前の通読は断念し、過去問を解き、解答確認の際にこの本が出典だった場合、その都度該当ページ+前後数ページを読むという形で活用しました。

これで出題箇所(=最重要箇所)は最低限おさえることができます。忙しい方にとっては、これが一番現実的だと思います。
繰り返しますが、全て通して読む時間的余裕があればもちろんその方が良いです。
  
で、そのような「試験対策としての効率良い活用の仕方」を自分自身でつかむことができればよいのですが
問題は勉強するにつれ、試験範囲の本筋ではない本や理論も、どんどん気になってきてしまうことです。

私はいろいろな方がおすすめする勉強法・おすすめ書籍をチェックするうちに、派生しすぎて気が付いたら河合隼雄先生のカウンセリング実例の本を読んでいました。
 
学科試験の1週間前に。
 
いやぁ、すっごく面白かったです。勉強になりました。
 

でも少なくとも学科試験が終わってから読むべきものだったね!!!!

まさに優先順位の問題ですね・・・


学習をしていると、気になる学者さんや理論にたくさん出会います。読んでみたい本がたくさんになります。
学科試験前には、すぐ読みたい気持ちをぐっと抑えて「試験が落ち着いたら読みたい本」としてメモしておくことをおすすめします。
メモアプリでもよし、手帳のメモでもよし。Amazonのほしいものリストでもよし、ブクログでもよし。
 
個人的には、読書管理サイト(アプリ)の「ブクログ」が一番おすすめです。
 
「読みたい本」「今読んでる本」「読み終わった本」をタグ付けして登録でき、Web上に自分だけのバーチャル本棚を構築できます。
自分が人生に何冊の本を読んだかが可視化できますし、過去に読んだ本の内容を振り返ることもできます。
 

最後に 

ご自身の学習スタイルと照らし合わせて、いかがだったでしょうか。
学科試験が間近だ!勉強が追い付かなくて、やばい!という皆様は是非参考にしてください。

そして逆に言うとこれらの学習は、「時間があるならやった方がいい」ことでもあります。
いや、①はやらなくていいです。②は是非やってみましょう!
「合格点を取らなければ!」という意識から解放された試験後の方が、カウンセリング理論がすんなり頭に入ってきたりもします。資格取得後の読書、おすすめです。 
  
試験終了後も自己研鑽は続きます。
有益な学習には、資格取得後にも貪欲に取り組んでいきましょう!


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