キャリアコンサルタント実技:面接に一度落ちたとき、本当に絶望した
私は何を隠そう、キャリアコンサルタント試験の実技・面接試験で所要点に足りず一度落ちている。
面接練習に行けない
早く次の練習会に、対策講座に行かなきゃ……
自分に足りないものを考えた
これがまた、いくつか読んだところでしっくりこなかった。
書いてあることは理解できるのだが、わかったようでわからない。何とも言えないモヤモヤだけが残るのだ。
なるほどな。でもよくわからない。(全くなるほどじゃない)
キャリコン関連書籍を読むのをやめた
試験当日まで残り2週間というところで、自分にはもっと根本的な何かが足りないのだろうと思い始めていた。
コミュニケーションの根本は他人に対する興味であって、コミュニケーション能力について悩んでいる人は「他人に対する興味が全然ないのに頑張ってコミュニケーション術を身に着けようとしている」という人がいるのだが、それはお湯も水もない状態で頑張ってコーヒー淹れようとするようなもんというか
— しんざき (@shinzaki) 2018年4月4日
…………
というか、私の観測範囲が狭いのかも知れないですが、多くの本が「自分が相手に対して興味を持っている」ということを当然の前提にして書かれている、ように見えます。
なんてバカなんだろう……
迫る実技試験日
さあ、どうしても淹れたいコーヒーを淹れるためにはなんと豆だけでなく水が必要だとわかったところで、2回目の面接試験まで2週間を切っていた。
人への興味が大事だと気が付いたところで、自然とザブザブ沸いてくるわけではない。そんな中で、日常で少しでも人に興味を持って話を聞くよう心がけた。
「この人は今どんなこと思ってるんだろう」、「どうしてこの話をしているんだろう」と意識してみると、普段はそこで切り上げてしまう会話も「こんなことを聞いてみようかな」と思うようになった。
かつ、自分が今までいかに他者の話をないがしろにしていたかがわかった。
相変わらず人が集まる練習の場に顔を出す気にはなかなかなれなかったが、何が足りないのか全くわからないのと、わかっているのとではだいぶ状況が違った。
そして再受験
あっという間に試験当日が来てしまった。
結果
なんとか合格することができた!!
結論から言うと、この「一度不合格になる」という経験をして本当に良かった。
初回受験の際のやりとりを今になって思い返すとそりゃ落ちるわという感じなのだが、もし何かの間違いで一発合格していたら、ここまで自分に根本的に足りないものが何か向き合うこともなかったように思う。
結局何よりも大切なことは、理論でも言葉でもなく相手に関心を寄せて思いやる気持ちだったのだ。
いやいや、コーヒー淹れられないことに悩んで向き合って考えた結果、水が必要って気が付きましたって?w
キャリアコンサルタント、もといキャリアのカウンセラーを目指しているのに、そんなことにも気が付かなかったのかって。
でも、そこになかなか気が付けないことだってあると思うんです。
もし面接対策に困っている方のうち、1人でも0.5人でも「あれ、私も同じかも?」と思ってくださったら。
ありがとうございます!少しでも参考にしてください!
これから一緒に、おいしいコーヒー淹れていきましょう!!
コーヒー淹れるの!?
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